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感染ウシの牛乳中におけるウシ由来H5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスは、安定性が高いことを確認
東京大学
国立健康危機管理研究機構 国立国際医療研究所
発表者
河岡 義裕(国立国際医療研究所 国際ウイルス感染症研究センター長)
発表のポイント
- ウシ由来H5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染したウシの乳汁中ではH5N1ウイルスが4°C保存下では22週間以上感染性を有する。
- ウシ由来H5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスを、健康なウシの乳汁に添加した場合は4°C保存下では2~3週間で感染性を失うことから、感染牛の乳汁中に特有の安定化要因が存在することが示唆される。
- 感染牛の乳汁中のウシ由来H5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスは、63°Cで5分間の条件ではやや熱耐性を示すが、市販乳製品で一般的に行われる72°Cで30秒間による加熱殺菌では十分に不活化される。
感染したウシの乳汁中のH5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスの安定性
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