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COVID-19重症患者の予測マーカー新規候補
国立健康危機管理研究機構
国立健康危機管理研究機構 国立国際医療研究所 脂質生命科学研究部の鈴木知之 特任研究員、進藤英雄 テニュアトラック部長は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)罹患患者さんの重症化前の血液検体を用いて、複数の分子種にわたって網羅的分析を行い、重症化に関わるバイオマーカー候補を提示しました。本研究成果によって、重症化に至る病態の一端が明らかになるとともに、集中的治療が必要な方の早期発見への貢献が期待されます。
この研究成果は、2026年7月23日午前3時(米国東部夏時間)PLOS One誌に掲載されました。
発表者
鈴木 知之(国立国際医療研究所 脂質生命科学研究部 特任研究員)
進藤 英雄(国立国際医療研究所 脂質生命科学研究部 テニュアトラック部長)
研究成果のポイント
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依然、COVID-19罹患患者の年間死亡症例数は約3万人と、重症例治療と重症化予測は重要である
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COVID-19罹患患者の重症化前血液検体を用いて複数の分子種の網羅的分析*1を行った
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日常診療での検査項目では、C反応性蛋白*2と好中球数が後に重症化する患者で上昇していた
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網羅的分析によって、計60分子のマーカー候補を挙げ、新規候補分子も提示した
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初期の免疫応答に重要なインターフェロンにおいて重症化に関連するサブタイプ*3を明らかにした

<図:研究の全体像>
用語説明
*1 網羅的解析:分析対象を絞らず、できるだけ多くの成分を同時に解析する手法です。
*2 C反応性蛋白:正式名称はC-Reactive Proteinで、体内で炎症や組織の損傷が起こると増加するタンパク質です。
*3 サブタイプ:構造や機能が類似したタンパク質のグループ内での個々のタンパク質のことです。
詳細は以下のファイルをご覧ください。
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